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コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気づくと見知らぬ島にいた。
その島の名前は「萩島」。
江戸以来外界から遮断されている荻島には、妙な人間ばかりが住んでいた。
嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。
だが、次の日カカシはバラバラにされ殺される。
未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止できなかったのか?
(単行本2000年新潮社、文庫2003年新潮社)
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